50プリウスのバッテリー交換DIYで3万円節約!純正品をネットでお得に購入

先日、普段通りに車を使おうとしたところ、急に50プリウスのバッテリーが上がってしまい、ハイブリッドシステムが起動できない状態になるというトラブルが発生しました。朝の急ぎの時間帯にこのようなことが起こると本当に焦りますよね。幸いにも、車にはジャンプスターターを常備していたので、すぐに使ってエンジンを無事始動することができました。

しかし、その後すぐにダッシュボードに「ハイブリッドシステム故障」の警告が表示されてしまいました。最初は「ジャンプスターターを使った影響かな?」と少し楽観的に考えたのですが、さすがに気になり、ディーラーに車を持ち込むことにしました。

ディーラーでの点検と驚きの補機バッテリー見積もり

ディーラーでは、早速バッテリーの状態を確認してもらいました。診断の結果、「バッテリーがかなり弱っている」とのことでした。プリウスのようなハイブリッド車は、補機バッテリーが弱ると電装品の動作に支障が出たり、ハイブリッドシステムそのものにエラーが出たりすることがあるため、早めに交換が必要と言われました。

ここまでは予想通りだったのですが、問題はその後。交換にかかる費用の見積もりをもらったところ、バッテリー本体だけで約4万円、さらに工賃が3,000円という合計4万3,000円という金額に驚愕しました。「これは高い!」と感じた瞬間です。

ディーラーでの整備や交換は安心感がありますが、やはり費用がかさみがちです。そこで、「自分でバッテリーを交換してみたらどうだろう?」と思い立ちました。

以前にも何度か交換したことはありますが、やり方をすっかり忘れていました。

ネットで純正買ってDIYでバッテリー交換が一番安い!

まずは、楽天やAmazon、ヤフーショッピングで50プリウス専用の補機バッテリーを探すことからスタートしました。そこで見つけたのが、パナソニック製の純正バッテリー。なんと、価格は約15,000円程度でした。ディーラーの価格と比べると、25,000円以上も安いという驚きの価格です。即決で購入し、数日後にはバッテリーが手元に届きました。

50プリウスバッテリー

DIYでのバッテリー交換に不安がないわけではありませんでしたが、ネットで事前に交換手順を調べておいたので、さほど大きな問題はありませんでした。

楽天

 

ヤフーショッピングにリンクします。

パナソニック カーバッテリー N-350LN1/PA(EN規格対応)- トヨタ ハイブリッド車対応補機バッテリー

同じショップですが、ヤフーショッピングで買ったほうがポイント含めるとかなり安くなりますね。

50プリウス バッテリー交換の流れとポイント

実際にバッテリー交換をする際に気を付けた点を、ここで詳しくシェアします。

1. メモリーキーパーの使用
まず使ったのが、メモリーキーパーです。これを使わずにバッテリーを取り外すと、ナビの設定やオーディオ、時計などの車内電装品の設定がリセットされてしまうらしいです。私もプリウスでは初めての交換だったので、この点が心配でしたが、メモリーキーパーを利用することで、電装品の設定がリセットされることなく、スムーズに作業を進めることができました。

 

Amazon

カーメイト(CARMATE) メモリーキーパー バックアップ電源 OBD2コネクタ[2006年(H18年)1月以降]用 コード長約1.2m 乾電池別売 SA201

2. 工具の準備
次に、バッテリー固定金具のボルトサイズについてです。事前にインターネットでいろいろ調べたところ、「13ミリの工具が必要」と書かれている記事もありました。しかし、実際に確認すると今回のプリウスでは12ミリの工具が正解でした。このように、ネット情報も時には誤りがあるので、念のため複数の情報源を確認することをおすすめします。

さらに、バッテリー固定金具が少し奥まった位置にあるため、通常のラチェットレンチでは手が届かず、エクステンションバーが必須でした。この工具を持っていなかった場合、作業が行き詰まってしまった可能性が高いので、事前準備は本当に重要です。

3. バッテリーの取り外しと取り付け
実際の作業は、想像していたよりもスムーズに進みました。マイナス端子、プラス端子とも10ミリのスパナがあれば大丈夫です。作業も非常にしやすい位置にあります。古いバッテリーを外し、新しいバッテリーを取り付けるだけなので、工程としてはシンプルです。ただ、バッテリー自体が多少重いので、力仕事が苦手な方は慎重に作業する必要があります。

結果と振り返り

こうして無事にバッテリー交換を終え、車の動作も問題なく復活しました。ディーラーに依頼した場合の4万3,000円に対し、バッテリー代15,000円+工賃0円=15,000円で済んだため、3万円近くの節約に成功。DIYでのバッテリー交換は、慣れれば難しくありませんし、車に対する愛着も増します。

まとめ

今回のバッテリー交換で学んだのは、自分でできることはできる限りやるということです。もちろん、複雑な修理や専門的な技術が必要な作業はプロに任せるべきですが、バッテリー交換のような比較的簡単な作業は、自分でチャレンジすることで費用を抑えることができます。

加えて、必要な工具やメモリーキーパーのような電装品対策とバッテリー本体、そして工具をしっかり準備しておけば、特に問題なく作業を進めることができます。ネット上の情報は参考になりますが、時には誤りもあるので、複数の情報を確認し、自分なりに準備することが大切です。

車のメンテナンスに関心のある方や、コストを抑えたい方は、ぜひDIYでのバッテリー交換に挑戦してみてはいかがでしょうか? くれぐれも安全には気を付けて。

タイトルとURLをコピーしました